私の珍道中を、「へそまがりのガイドブック」みたいな感覚で読んで
いただければと思います。
主観に基づいているので、事実と異なる場合もありえますが、
あらかじめご了承ください。
また、たびたび本筋から話がそれることもありますので、
時間のない方、ユーモアを解さない方はご遠慮ください(^^ゞ
<その1>
8月に中国の杭州に行ってきました。
経営不振のJALが成田~杭州を撤退するはずです、
そのときも日本人が少なくて、滞在中の丸3日間、*注)生の日本人の
日本語を聞きませんでした。
*注)中国人ガイドさんの日本語と、現地ニュースの
テロップ曰く、「日本有名女優酒井法子」の事件が勃発したときで
あり、行方不明の彼女を気遣うサンミュージックの社長の声が
ホテルのテレビで流れていました。
やっぱりのりぴーは中国でも有名なんだ、と思いました。
私はANAを利用したのですが、機内はガラガラ、聞こえてくるのも
中国語ばかり(とくに帰国便は日本旅行をする浙江省の旅行社の
団体ツアー客がほとんど。)でした。
帰りにホテルから空港まで送ってくれた男性ガイドさんも、
食の問題(毒入りギョーザとか)が起きてから日本人観光客が
激減(手を広げてくれた説明によれば1/10くらい)したそうです。
「上海3日間のツアーで、にっきゅっぱっ(驚!この人日本語の達人)の
もあるんですよ。やってられないですよ~。」
ガイド氏によると、これだけ値段が下がっているので、ガイドが
どんどんやめていき、質の低下もみられるとのことでした。
このガイド氏は、おそらく現地旅行社の社長さんではないかと
思いました。
杭州には日本の企業が進出していて、日本人もたくさん住んで
いるらしいのですが、市街地から離れた観光リゾート地の西湖の
ほとりには、とくに蒸し暑いこの季節には出没しないようです。
で、きょろきょろ見渡しても、耳をすませても、日本人の姿は
ないのです。
写真では日本人と区別がつかないのですが、実際には
中国人の方々は、洋服の材質とか模様とか、色とか、
バッグとか、傘とか、違うんです。
あとは、髪型、お化粧、しぐさ・・・やはり日本人とは微妙に違うんです。
杭州に到着した当日は、まず、西湖を電動カートで一周して
みようということになりました。
ツアー会社からもらった資料には、○○ツアーのロゴが入った
電動カートも走っていて、簡単に乗れそうな印象でした。
ところが・・・困難を極めたのでした。
つづく。